こんにちは、さちです。
先日、【雑記】フリーイラストレーターの作業環境をご紹介!! の記事で、
体調や気持ちの変化から、液タブから板タブ(ペンタブ)に移行してみているという話をまとめました。
それから、無事に完全板タブ(ペンタブ)派に転向できました~~~~!!!!
先日の記事を書いてから、液タブを使用しての絵は一度も描いておらず、ラフも全て板タブ(ペンタブ)で問題無く描けるようになりました。
移行時に心配だった作画のスピードも、液タブとほぼ同じ状態で描けるようになりました。(1週間で数十枚原稿描いてます!)
今回は、こうして液タブ歴約8年の私が、板タブ(ペンタブ)に転向してみて、感じたメリットデメリットをまとめてみたいと思います。
メリット
・肩こりが減った(ロキソニンを飲む回数が格段に減った)
・ディスプレイから少し離れて、絵の全体を見ながら作画できるので、絵のクオリティが安定した
・絵に手がかぶらないので、自分の手が邪魔にならない
・手が熱くない
・デスクが広く使える
デメリット
・特になし
まずは、メリット1つ目ですが、肩こりからの頭痛が本当に減り、ロキソニンを飲む機会が格段に減りました!!
以前、液タブを使用して原稿をしていた時は、納期がきつい時は4日連続ぐらいロキソニンを続けて飲んで、頭痛や肩こりの痛みを騙しだまし、作業していました。(これは、私が日常的に運動しておらず、肩や首の筋力がないことも、大きな原因だと思いますが…)
ですが、板タブ(ペンタブ)に移行してからは、2日以上続けてロキソニンを飲むことさえほとんどなく、たま~に飲むぐらいに状態が良くなりました。
そしてメリットの2つ目ですが、板タブ(ペンタブ)は液タブと違って、姿勢が真っすぐでディスプレイを真正面から、引いて見る事が出来るので、絵のバランスを常に確認しながら制作を出来るようになりました。その結果、絵のクオリティが安定したように思います。
液タブだと、私の場合は画面を斜めに倒し、少し自分の目からはパースがかかった状態で、しかもディスプレイに近い距離で絵を描いていました。
「よし!できた!」と思ってサブディスプレイで全体絵を確認したら、「バランス悪…」となることが本当に多々ありました。。。
これに関しては、液タブでもずっと全体絵を確認しながら描けば良かったんだと思いますが、私はそれができていなくて、仕上げの段階で無理やり直すこともよくありました。。
メリット3つ目と4つ目ですが、これは液タブの場合ディスプレイに、直接手が触れるので夏は暑くてたまらないし、手が乗る部分の絵は隠れて見えません。そのストレスが板タブ(ペンタブ)にはないので、1年中快適に制作できますし(冬は暖かくていいんですけどw)、自分の手をどかしながら描くこともありません。
メリット5つ目は、板タブ(ペンタブ)は軽くて移動も楽ですし、液タブに比べてサイズも小さいので、デスクが広く使え、アナログ書き作業も快適に出来るようになりました。
以上がメリットです^^そしてデメリットは、板タブ(ペンタブ)を自由に使えるようになった今、1つもありません!本当に快適ですし、頑張って転向して良かったと心から思います。
(強いてデメリットを挙げるならば、やっぱり慣れるまでの時間がかかるということだと思います。)
ちなみに私が使っている板タブ(ペンタブ)はXENCELABS ペンタブレット Medium クイッキーズリモート付きという製品です。
作業環境はこんな感じ▼
液タブ歴約8年でも非常に馴染みよく使いやすくて、本当にこの板タブ(ペンタブ)を選んで良かったなぁ~と思っています。
もう今では、絶対に液タブには戻れないなと実感しています;;;
今回、こちらに書いた内容はあくまで私個人の今現在の感想です。
【雑記】液タブorペンタブどちらが良いの??という記事を書いた時は、断然液タブ派!!!!という状態だったわけなので、人って時間がたつといろいろ変わるものですね。。。
ご購入を検討されている方は、どちらもとても高い製品ではあるので、もし使ってみて「自分には合わないな…」という結果になってしまっては残念ですので、電化製品店などで実物を触ってみたり、時間をかけて検討してくださいね!
長くなりましたが、板タブ(ペンタブ)に転向し、作業ペースがかなり安定したので、このblogもたくさん更新していけたらいいなと思っています!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました^^