【メイキング】簡単早塗り?色塗りイラストメイキング

Essay|Column

こんにちは、さちです!

今までに、何度か「イラストのメイキングを見たい」とお声をいただいておりましたので、いつも手描き切り抜きに使用しているイラストで、色塗りメイキングを作成してみました!

いつもとても簡単な塗りで仕上げてますので、「こんな塗りでもイラストが完成するんだ…」と感じてもらえたら嬉しいなと思います!

使用しているソフトはクリスタ(Clip Studio Paint EX)です。使用しているおすすめペン・ブラシや、パレットなどもご紹介していきますので、良かったら最後までお読みいただけたら幸いです^^

線画、色分け

ラフから線画を仕上げ(髪の毛・他すべての線で2レイヤーに分けています)、肌、口・白目、服、髪、目、小物でレイヤーを分けてベース色を塗ります。

ベース色の塗り分けにオススメのツールは【雑記】早塗り(描き)に欠かせないクリスタ オススメ 4ツールという記事をご覧ください!

まず、肌の影を塗ります。髪から落ちる影と、耳や首、鼻の影を描きます。色塗りに使用しているブラシは、魔王厚塗りブラシです。

※●色の色が実際に使用している色です。

肌の色は「肌色カラーセット」を使用しています。

特徴である目の下のくま(透明度60%)を描きます。最後に、顔の真ん中に黄色寄りの白色を使って、大きめの柔らかエアブラシでハイライト(透明度30%)を描きます。

口、白目

口の影と、白目の影をほぼ一筆で描きます。(乗算:透明度60%)

肌と口・白目のレイヤー構成、透明度などはこんな感じです。

顔から落ちる影と、脇やひじ周りの影を描きます。(乗算)

胸のあたりに大きめ柔らかエアブラシでオーバーレイを入れます。イラスト内に描き忘れましたが、ファスナーのチェーンにも、ポン!とハイライトを入れます。(同じオーバーレイレイヤーです)

髪の影を描きます。ほぼ一筆描き&バケツ塗りで完了させます。

今回は~・とハイライトを入れます。レイヤープロパティにある「境界効果」でフチの太さは「0.2」、色は髪の影色を設定します。

顔周りの髪に大きめの柔らかエアブラシをかけます。

服と髪のレイヤー構成、透明度などはこんな感じです。

黒目と、目のハイライトをオーバーレイで入れます。

小物

PCや机などの影や、ハイライトをオーバーレイで入れます。

目と小物のレイヤー構成、透明度などはこんな感じです。

線画

線画をなじませるために、口や耳、目などを色トレースします。(透明度60%)

髪も内側だけ、線画の色を変えます。(透明度40%)

線画の構成、透明度などはこんな感じです。

仕上げ(グロー効果)

仕上げにグロー効果をかけて完成です!私は自作のグロー効果オートアクションを使用していますが、「グラデーションマップで色を選ぶグロー効果」や「調整可能なグロー効果」などのダウンロードできるオートアクションも非常に便利です!

 

少し長くなりましたが、私の簡単色塗りメイキングをご紹介させていただきました!

レイヤー数も少なく、加工も乗算やオーバーレイのみでサクッと仕上げができる色塗り方法だと思っています。

手描き動画を作る際は、ここから目や口などのレイヤーを変更・描き足してアニメーションを作成しています。

これは私の自己流の塗り方ですが、どこか1つでも、何か参考になる点がありましたら幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました^^

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